「浮き輪肉」は座り過ぎが原因?

日本人は世界一座る時間が長い国民であることをご存じでしょうか?
調査した世界20か国の1日平均座り時間と比べると、日本人はなんと2時間も多く、1日7時間も座っているそうです。
最近よく耳にする「浮き輪肉」の原因のひとつに腹筋の筋力低下があります。
中でもお腹周りの横側に位置する「腹斜筋」は、立ってる時より座ってる時の方が働きにくくなります。
「腹斜筋」は側方の肋骨下部から、わき腹を覆うように骨盤につく筋肉で、いわいるクビレを作る筋肉です。
この「腹斜筋」は姿勢維持や呼吸時に使われるため、特に座り方が悪いとうまく働かず、呼吸も浅くなり悪い姿勢が固定化されてしまうのです。
誰でもできる「浮き輪肉」対策
- ①凝り固まった胸郭(胸周り)や腹筋群をストレッチやラジオ体操などでほぐしていきましょう。
- ②普段からのけ反ったり猫背にならないよう座り方を意識しましょう。
- ③座る時間を極力減らし腹式呼吸や深呼吸をする(座った状態でも可)など、お腹周りの筋肉を意識的に使っていきましょう。
寒い季節は特に体が固まりやすくなります。忙しかったり、身体状態の理由で運動があまりできない方でも簡単に行えますので是非お試しくだい!