手のひら一杯のタンパク質で転倒予防

春は動きやすい季節で活動性が上がりますが、その分転倒に注意が必要です。
タンパク質は筋肉や骨の健康に必要な、転倒予防に役立つ栄養素です。筋肉を作るために必要なタンパク質を摂ることで、筋肉を維持し、下半身を鍛えることで転倒予防につながります。
一般的にタンパク質をしっかり摂れていない方が多く、65歳以上の1日に必要なタンパク質量の目安は50g〜60gとされており、体重1㎏に対して1g〜1.2gになります。
そこで、1日に「何をどれだけ食べればいいのか」が、簡単にわかる【手のひら栄養法】(※下記イラスト)を参考にしてみてください。
主菜では左手に乗る大きさの魚と肉、右手に乗る大きさの豆腐と卵。
刺身の場合は4本開いた状態で乗る四切れ。肉や魚の切り身の厚さは手のひらの厚みまで。
その他、なかなか食事だけでは補えない場合は、食事のちょい足しで粉チーズ、おからパウダーを使ったり、間食でチーズやヨーグルト、ゼリーやジュースタイプの栄養補助食品を摂るのもおススメ♪
但し、疾患等によりタンパク質量の制限がある方は、医師や栄養士に相談の上ご活用ください。
タンパク質をしっかり摂って、筋肉量を増やすことにより、転倒予防をしていきましょう!