人の筋肉は非常に落ちやすく、歳を重ねるに連れ加速度的に減少していきます。

例えば、寝たきりで筋力をほとんど使わなかった場合、1日で約3〜5％、1週間で約20％の筋肉が減少し、筋力を回復させるには1日休むと1週間、1週間休むと1ヶ月を要すると言われています。

筋肉が減ると、免疫力が低下し肺炎や感染症、糖尿病などさまざまな病気のリスクも高まります。

では筋肉を維持するためにはどのくらい運動をすれば良いのでしょうか？

最新の研究によると筋肉は最低でも1日3秒の筋トレを週3回行うだけで維持できるとことがわかっています。

筋肉を維持するための効率的な運動方法は、筋肉を引き伸ばしながら筋肉に負荷をかける伸張性収縮運動。

高齢者など身体的な原因により中々運動ができなくても、この筋肉の伸張性収縮を意識しながら日常の動きを行なえばトレーニングになります。

具体的には、ペットボトルを持って肘をゆっくり伸ばす、階段を下りる、イスにゆっくり座るといった動作など、、、

これからの季節、コロナやインフルエンザ予防のためにも、免疫力アップ効果が期待できる筋トレや伸張性収縮の日常動作を意識的に行っていき筋肉を維持していきましょう！